2010年10月11日月曜日

考える力

『田原総一朗責任編集 嫌われ​ることを恐れない 突破力!』​出版記念スペシャルトークを見て。

大学が暗記問題だけをさせて、唯一の答えがない本当に考える課題を学生にさせていないということで盛り上がっていた。
私もすこーしだけ大学で学生を指導する立場になったことがあるけど、その時の感想。

今の学生はめちゃくちゃ頭がイイんだけど、全く考えられない。

何度もそういうアプローチをしたんだけど、全くダメだった><
「この実験を通してどんなこと感じた?なーんでもいいから言ってみ」
って引き出そうと思ったけど、だーんまり。
数カ月、なーんの進展もなかった。
でも、これは彼らがいけないんじゃない。
彼らはまさしく超エリートであって、学校が言うとおりに素直にやってきただけ。
つまり、システムに問題がある。

正直、考える力をつけようとするなら、大学ではもう遅い。
小学生ぐらいからしないと無理でしょう。

ただ、1つ付け加えておくと、暗記型の教育がうまーくいっていた時代もあるということ。
まさしく高度経済成長。
国民全体が滅私奉公で国が急激に成長した「Japan as No.1」の時代。
この成功体験が国民に染み渡っている限り、なかなか変わらないと思うなー。

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