今回の旅行ではひさしぶりに日本食を堪能したかったので、ケルン大聖堂から歩いておそらく15分くらいのところにある「アキラ」に行ってみました。
その思い出を簡単にまとめてみます。
「アキラ」は、日本人の夫婦がやってる小料理屋。
一階は客席で、地下に厨房がある。
店内にはジャズがかかり、20人くらいの客席を奥さん1人でさばく感じ。
客はドイツ人と日本人をあわせて10人くらいで、めちゃくちゃ忙しそうだった。
メニューは日本の居酒屋とほとんど同じで、今回はエビスとカツ丼を頼んでみた。
エビスは瓶ビールで、日本から輸入したもの。
カツ丼はお米に少し違和感を感じたけど、かつはとてもおいしかった^^
満足満足。
食事を終えて、居酒屋気分を楽しもうと枝豆と焼酎を頼んでちびりちびりしながら、奥さんと情報交換した。
話題は、ケルンの見所、ドイツ文化、地震のときのドイツの反響、日本の現状についてなどなど。
そしてついでに、ヨーロッパで日本食レストランを出店するにはどうすればいいかについても聴いてみた。
オランダにいて強く思うのが、日本食はやっぱりめちゃくちゃうまいということ。
これはドイツでも浸透していて、デュッセルドルフのラーメン屋にはドイツ人が普通に並んでラーメンを食うらしい。
というわけで、めちゃくちゃうまい日本のラーメンはこっちでも絶対に通用すると思う。
ただ課題は、レストランを出店するときに営業許可を取ることが難しいこと、そして水が違うということ。
日本は軟水でヨーロッパは硬水で、この違いは料理のできに大きく関わるらしい。
このため、日本の既存点がヨーロッパで出店するときは、水の違いを考慮してレシピに少し工夫を加える必要があるかもしれない。
もしくは硬水を軟水に変える方法ってあるのかな。
日本はガラパゴスって卑下するけど、日本の飲食業会はまさしくそのガラパゴスで急激に成長し、世界トップクラスに進化してますよね。
これからはこれまでに培って来た技術を武器に、ぜひ世界に飛び出して欲しいなーと強く思う。
そうすれば、このオランダでの生活も飛躍的に楽しくなるのに。
というわけで「アキラ」の奥さんとの会話を通して、ドイツと日本の飲食業界事情が少しだけ垣間みれました。
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