2012年11月5日月曜日

パクスジャパネーゼ


ちょっと酔っぱらってしまいました。
というわけで、最近イタリア人との話を通して思ったことを書いてみます。


歴史は繰り返される。
これは常に結果を知る人間が知ったかぶりで言う台詞だと思うけど、それでも今の日本と古代ローマの歴史には多くの共通点があるように思います。


ローマはご存知の通り、世界国家と言われるほどの巨大帝国を築き上げました。
ただその道のり、平坦ではありません。

共和制時代の古代ローマは、二人の執政官と元老院のサポートによって政治が行われ、破竹の勢いでヨーロッパ全域を支配して行きます。
急激な領土拡大はさまざまな弊害を生み、徐々に弊害が表面化して行きます。
そのとき、この問題を解決しようと若い有能な政治家が改革を企て実行しようとしますが、既得権益という触れてはいけないものを触ってしまいます。
結果、改革を主導する若い政治家は全て同じように暗殺されました。

多くの血が流された後、ローマでついに天才カエサルが産まれます。
カエサルは桁違いの天才です。
その圧倒的な実力を行使してカエサルは独裁者となり、ついに改革を次々と実行しました。
ただその途上、カエサルもまた暗殺されます。


さて、現在。
1990年までの高度経済成長、そしてその後のグローバル化に伴う急激な環境の変化に日本も翻弄されています。
政治家は口々に、改革を口にします。
でも改革を真に実行している政治家を私は知りません。
改革を実際に実行した人間のその先を、みなさん知っているのでしょう。
というわけで、私は日本の政治家に罪は無いと思います。

もしかしたらホリエモンは改革者の一人かもしれませんが、彼は現在、社会から抹殺されています。


ローマではカエサルの死後、反カエサル派が粛正されます。
改革は常に、血を求めるのかもしれません。
ただその後のローマは、カエサルの養子に迎えられた皇帝オクタビアヌスに主導されて、パクスロマーナという平和な時代を謳歌します。

当然のことですが、その手法はどうであれ、変革が必要な時代には変革をすべきということですね。
政治手法で独裁は常に悪と見られますが、もしかしたら時には必要なのかもしれません。
特に、今の何も決められない日本の政治を見ると、そんな思いが強くなって行きます。

日本の将来にも、パクスジャパニーズが来るのでしょうか。
私はその実現に関しては確信していますが、課題はその過程です。
当然、私は血が流れるような状況は望みません。
全て平和に変革を実行して幸せな時代を享受するにはどうすればよいのか。。。
そんな方法、私は全くわかりません。
残念ながら私は、カエサルの生まれ変わりではないようです。


ただ、もしかしたら全ては歴史が教えてくれるのかもしれません。
そんな方法は、存在しないと。

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